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男性看護師会(JUMP)

男性看護師会活動報告

第7回セミナー「病院看護師」と「地域看護師」の本音を語ろう!開催報告
2018-04-09
 

テーマ:「病院看護師」と「地域看護師」の本音を語ろう!

日時:平成30年2月24日(土)

会場:愛知県看護協会会館

参加者数:19名

 

「病院看護師」と「地域看護師」の本音を語ろう!をテーマにシンポジウムとワークショップを開催いたしました。

 

前半のシンポジウムでは、「病院看護師、地域看護師の本音を語ろう」のテーマのもと、やりがい(喜び大変さ)、キャリア、WLBについて、病院看護師2名、地域看護師2名に話をしてもらいました。
病院看護師側の5年目の看護師は仕事のやりがい、キャリアについて話されました。自分の勤務後に患者が悪化した経験から、急変を未然に防ぐために医師との連携を密にし、医師に信頼してもらえるよう努力したことが教育や研究に広がり、次のキャリアとして考えられるようになったそうです。また、残って仕事をするのが美徳であるような文化や、自己研鑽に見合った報酬をもらえない現状を変えていくことにも挑戦したいと話していました。
病院の主任看護師(17年目)は、スタッフだったころと主任になってからを比べて感じることや、病院を変えて感じること、家族との兼ね合いを話されました。管理職への椅子が少ないことへの問題定義や、先輩男性師長がいないことでロールモデルがいないことに大変さを感じると話されました。また、今後のキャリアについては、子育てと収入のバランスが大切であり、キャリアアップする時に時間と資金をどう工夫するのか実例を含めて話されました。
一方地域看護師として病院から在宅へのキャリアをスタートさせた看護師は、在宅での看護への魅力を感じて転職したエピソードや、今後の成長分野としての訪問看護を捉えていることを語られました。やりがいは高齢化を支えている実感や感謝を直接受けられること、大変さは在宅の医師が足りないことや、ケアが悪いと違う事業所に変えられてしまうシビアさを話されました。
精神科訪問看護ステーションの代表看護師は、精神科看護の現状、夜勤をやっている前提で生活水準を創ると次のステップへの挑戦がしにくいため、収入とのバランスが必要だと話されました。
参加者とのディスカッションでは、キャリアチェンジのタイミングとして50歳で夜勤ができるのか想像がつかないことや、このまま病院でやっていけるか不安であるという質問に対して、進学や、教育者、訪問看護への道もあるのではないかと話が出ていました。
また、望まれない勤務移動があること、副業やパラレルキャリアに関心がある、起業をしたい等の質問があり、その議論で共通していたのは、自分の強みを見つけ、伸ばし、どこでも働ける強みを創っていくことが大切との意見がでました。
今後のキャリア、働き方に不安を持っている方が多いような印象を受けました。その後、病院や地域かの切り口で、求められるキャリアや、働き方の多様性についても議論が発展しており、有意義な時間でありました。
 
 
(ワークショップの風景)
後半のワークショップでは、「やりがい」「キャリア」「大変さ」「働き方」などについて語ろう!というテーマでグループワークを行いました。
発表では、「スタッフ教育の方法をどのようにやっているのか」という組織運営上の問題から、「家族を養っている中でのキャリアップの方法をどうしていくのか」という実生活を踏まえた問題などがでました。また、「キャリアアップしていきたいけれども、日々の業務に追われて何がしたいのかが分からない」といった声もあがっていました。その中で、キャリアアップについては、「熱があるうちに行動する方がいい」、「大きな目標を持つよりも今あることを集中して、小さな目標を積み重ねていくことが大切」、「キャリアを得るためには時間の使い方とお金が大切で、お金がない時に行なうほうが追い込まれて効率的に集中して行なうので良い」などの意見が聞かれました。
 参加者の中には臨床で働く看護師だけでなく、看護教員も参加しておりました。看護教員からは学生に「これを経験した方がいいと言えることがあれば教えて欲しい」という質問があがり、「挫折を知ることが大切」「社会経験が少ないため看護学生の時から社会経験をしておくと良い」といった社会人ならではのアドバイスがありました。各グループとも、自分の経験を語ったり、疑問に思っていることを積極的に質問したりと、終始活発な話し合いが行われました。
 
 
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